投資家の人気を集めている

東京の繁華街、銀座1丁目にある「銀座ファーストビル」の稼働率(入居率)は約卯%となっているが、それ以外の投資物件は稼働率ほぼ100%だ。これは当ファンドが競争力のある優れた物件を厳選して保有している結果といえる。投資する地域は冒頭でも触れたように限定しており、購入時と比べて保有しているビルの周辺の経済環境が悪くなると予想する時には、その地域に保有している不動産を早めに売却して分配金を増やすことも実施している。例えば、2004年如月に「近鉄大森ビル」を売却して8億3600万円の売却益を出した。この売却益は、2005年3月末の投資主に分配金として支払われ、運用期間6カ月間の1口当たり分配金としては過去最高の2万一693円を記録した。同社では、投資主に占める個人の比率が他社と比べ高くなっている。物件の「顔」が見えるので個人でも安心して購入できるといったことや、例えば、地方の人も知っているような、「大手町ファーストスクェア」などの有名なオフィスビルに投資していることも理由の1つと考えられる。このようにわかりやすい方針で個人投資家の人気を集めているが、このREITの価格は1口85万円台の上位クラスに位置している。

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